ジェットリング真空ポンプシステムの構造と作動 |
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JR−Sシリーズ |
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ジェットリング真空ポンプシステム(JR-Sシリーズ)は、通常1〜3段のスチームエゼクター+多管式インターコンデンサー+ 水環(水封式)真空ポンプをその基本的構成要素としています。 インターコンデンサーでは凝縮性のペーパーが冷却され、凝縮除去され負荷を減じたのち不凝縮性ガスのみ水環(水封式)真空 ポンプで大気圧迄圧縮され吐出されます。 インターコンデンサーのコンデンセートは、通常イナートガスと同時に水環(水封式)真空ポンプの吸入ラインに流入し吐出され ます。 スチームコスト、電力コストのバランスが最も良くなります。 一般的に、インターコンデンサーの操作圧力は10.6〜20kPaA(80〜150Torr)です。 |
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ユーティリティー |
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蒸気:スチームエゼクターには蒸気が必要ですが、通常のスチームエゼクターシステムと異り極めて圧力の低い蒸気を有効に 利用でき0.2MPaG程度の廃蒸気の使用がエネルギーコスト面から有利です。 |
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冷却水:インターコンデンサーの冷却水及び水環(水封式)真空ポンプの補給水は30〜32℃を標準にしています。 することも可能です。 |
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JR−Aシリーズ |
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ジェットリング真空ポンプシステム(JR-Aシリーズ)は、空気エゼターと水環(水封式)真空ポンプの連段です。 ますが、到達圧力付近での運転はキャビテーション発生の観点から好ましくなく、一般的には8kPaA(60Torr)以上になります。 2段で0.13〜0.26kPaA(1〜2Torr)に達し、更にキャビテーションの心配のない安全運転が可能になります。 スチーム等の動力源が利用出来ない場合、簡易な真空ポンプとして便利に使用出来る上、設備費も安価ですが排気容量は
小さく比較的小型の0.1〜10m3/min程度のものが良く使用されています。 ラインを循環式にし外部冷却することも可能ですし、特殊な液を作動液として利用する事も可能です。 |
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バロメトリックコンデンサーとジェットリング真空ポンプシステム |
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ジェットリング真空ポンプシステムにサーフェイスコンデンサーを使用せず、バロメトリックコンデンサーを使用することも 勿論可能です。 負荷が大きい場合などバロメトリックコンデンサーの後に(JR-Sシリーズ(インターコンデンサーはバロメトリック式))を設置する方が 良い場合もあります。 |
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ジェットリング真空ポンプシステムの各種組合せ及び真空領域は下記をご参照下さい。 | |
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ジェットリング真空ポンプシステムのご照会には、下記の項目を出来るだけ詳しくお知らせ下さい。 |
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吸入圧力、吐出圧力 等々
への交換/変更をご計画される場合はその旨お知らせ下さい。 |
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